竹を中心とした飼育管理 ジャイアントパンダの食事の内容を見直し、竹を中心とした食事とすることで、ほとんど消化器系の疾病にかかることもなく、健康な状態で飼育管理を行うことが可能となっています。 MORE ハズバンダリートレーニングを取り入れた健康管理 動物に負担の少ない健康管理や病気の早期発見を目的に、2008年よりハズバンダリートレーニングを採用。検査や繁殖など多方面で応用しています。 MORE ジャイアントパンダの発情と交配 交配可能な日が年に2~3日と短く、単独生活のためオスとメスが交配適期に出会うチャンスが少ないことが、パンダの繁殖が困難な要因。当パークでは自然繁殖を目的として、様々なデータを収集して交配適期を見極めています。 MORE 冬季出産 一般的に春季に発情し夏から初秋に出産するパンダですが、季節外の冬季に出産する事例も。そんな冬季出産を観察し、繁殖研究に役立てています。 MORE 出産日の推定 出産初期の親子の飼育管理のためにも、出産日を予測することは重要です。当パークでは、過去の事例を基に3つの指標に着目して出産日を推定しています。 MORE 世界初の飼育下双子同時育成 1980年代、1回の出産で双子を産む確率は45%と高いものの、1頭しか育てることができないためパンダの子の生存率は35%程度と大変低い状況。そのため、双子の生存率向上が大きな課題でした。 MORE 低体重児の育成成功例 当パークでは2018年8月に体重75g・体温31.5℃の低体重、低体温の状態でパンダの赤ちゃんが誕生。日中双方のスタッフが協力して赤ちゃんと母親の管理に努め、育成に成功することができました。 MORE 発表実績 ジャイアントパンダの飼育管理、繁殖研究及び獣医学的分野の研究活動は、中国ジャイアントパンダ繁殖技術委員会、国内では公益社団法人日本動物園水族館協会主催の会議をはじめ様々な会議で報告を行っています。 MORE