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琴塚吉太朗 描画作品「良浜」のレプリカを販売開始いたします
2025年11月13日(木)

昨年(2024年)、ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究30周年を記念して、動物画家の琴塚 吉太朗さんにジャイアントパンダ「良浜(らうひん)」を100日 500時間向き合って描いていただきました。
この度描画作品「良浜」のレプリカをアドベンチャーワールド公式オンラインショップにて、数量限定で販売開始いたします。
琴塚さんは、動物をテーマにした超細密画で知られています。作品は鉛筆のみで描かれており、鍛え上げられた観察眼で動物の毛の1本1本を丁寧に描き、個々の特徴を捉えた緻密な描写が特徴的です。今回の「良浜」描画は、昨年5月から約4か月間にわたり「良浜」を観察し、細部は双眼鏡を使い、1本1本異なる毛の流れまで鉛筆硬度10H〜HBを使い分けた細い線で丁寧に描き上げられました。作品は間近で見るほどに、その緻密さや生命の息吹が感じられ、臨場感あふれる仕上がりとなっています。
ぜひ作品からジャイアントパンダの魅力、「良浜」の奥深さ、いのちの輝きを体感してください。
【琴塚吉太朗 描画作品「良浜」のレプリカ販売について】
■販売開始日時
2025年11月16日(日) 午後5時00分~
■販売場所
■販売価格(税込)
80,000円
※額装してお届けいたします。
■額装したサイズ
縦75.9cm×横57.7cm
■数量
限定50枚
※1枚ずつナンバリングしておりますが、数字はお選びいただけません。
――琴塚 吉太朗さん 作品に込めた思い――
僕が良浜に出会い、鉛筆でスケッチを始めたのは初夏でした。
大きな竹を食べる姿、のそのそと歩く姿、脱力したように眠る姿。思わず見入ってしまう可愛さとは裏腹に、
「これは描くのが難しいな」と、感じた事を覚えています。1つ1つの形や仕草を描き留めていく間に、毛の向きや長さが見る角度によって違う形に見える事に気付き、白黒の毛並は大きさやバランスを捉える事が難しかった。
朝から夕方まで観察しながら紙の上で鉛筆を動かしていく日々。
ほとんど寝ている日もあれば、活発に動く日もあり。晴れの日も雨の日も観察を続けました。共に過ごす時間が蓄積されてくると、脳裏に浮かぶ良浜の存在感も大きく変化していきました。
僕が良浜を通して描きながら考えていた事。
描き続けた制作スケッチ。鉛筆の線を積み重ねて生まれた良浜の絵。
言葉のないやりとりの中で紡いでいった1つの形。
僕と良浜が過ごした四ヶ月の時間を皆さんに見ていただければ幸いです。
■動物画家 琴塚 吉太朗(ことづか きちたろう)さん について
1982年京都市生まれ。20代後半から独学で絵を描き始め、2017年から現在までほぼ毎日のように京都市動物園に通い、鉛筆のみで動物を描き続けている。鍛え上げられた観察眼と緻密に 描き込まれた鉛筆の線によって、量感豊かで温和な動物画を描く。 祖父は日本画家の琴塚 英一 さん。
公式Instagram:https://www.instagram.com/kichitaro_kotozuka

■ジャイアントパンダ「良浜」について
2000年9月6日 アドベンチャーワールドで初めてのパンダの⾚ちゃんとして誕生。子育て経験のある母親「梅梅 (めいめい )」の愛情深い子育てのおかげですくすく成長。幼少期は木のうろを使った寝床でのお昼寝や、遊具で遊ぶのがお気に入りでした。
2008年9月13日 ふたごの赤ちゃんを出産。日本で生まれたパンダの初めての出産でした。以降7回の出産を経験し、10頭の赤ちゃんを育て、母親「梅梅」に負けないくらい子育て上手なお母さんパンダになりました。
