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“みらい食”と“かけらプレート”がつなぐ、誰もが笑顔で食べられる未来——「ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アドベンチャーワールド」で実現人生の転換点に寄り添う『みらい食』× 震災により廃棄されるはずだった工芸品『かけらプレート』「食」を通してインクルーシブな世界を体現する特別な試食会を開催

2025年11月04日(火)

 2025年11月5日(水)にアドベンチャーワールドにて実施する、障がいのあるお子さまとそのご家族を貸切のパークへご招待する「ドリームデイ・アット・ザ・ズー2025 in アドベンチャーワールド(以下、ドリデイ)」において、「食」を通してインクルーシブな世界を体現する特別企画『みらい食 × かけらプレート 試食会』を開催いたします。
 本企画は、“誰もが一緒に食を楽しめる未来”を目指し、ユニバーサルフード『みらい食』を開発する株式会社三嶋フーズと、食の体験を通じて社会課題解決に挑む一般社団法人mogmog engineがタッグを組み実現しました。 さらに、能登半島地震で破損し、廃棄される可能性のあった九谷焼などの陶磁器片に新たな命を吹き込む表現活動「Rediscover project」などを手がける株式会社CACL、障がいのある方の就労機会を創出する株式会社クロフーディング(ル・クログループ)も加わり、“食”のあり方を再定義する共創チームとして特別な試食会を開催します。 「おいしい」「たのしい」を共に感じながら、“誰ひとり取り残さない社会”の実現に向けた新しい食のかたちを提案する本特別試食会を、「ドリデイ」にご招待するご家族に体験いただきます。

イベント概要
<名称>
ドリームデイ・アット・ザ・ズー 特別企画『みらい食 × かけらプレート 試食会』
<日時>
2025年11月5日(水)午前11時00分~午後2時30分
<会場>
アドベンチャーワールド サファリレストラン「Jambo」
<共催> 
・株式会社三嶋フーズ(代表取締役:塩谷真規子/大阪府東大阪市)
・一般社団法人mogmog engine(共同代表:加藤さくら)
・株式会社CACL(代表取締役:奥山純一/石川県能美市)
・株式会社クロフーディング(代表取締役:黒岩功/大阪市中央区)
・和歌山ドリデイ実行委員会
・アドベンチャーワールド
<内容>
かけらプレートに盛り付けた100食のみらい食をワゴンサービスで提供       
・みらい食提供:株式会社三嶋フーズ/一般社団法人mogmog engine
・食器(かけらプレート)提供:株式会社CACL
・ワゴンサービス:ル・クログループが運営するユニバーサルレストランのキャスト
・盛り付け監修:ル・クログループ
※「ドリデイ」にご招待するご家族が対象となりますので、一般のゲストの皆様にはご参加いただけません。あらかじめご了承ください。

みらい食とは
 株式会社三嶋フーズが介護食の分野で培ってきた技術と経験と、一般社団法人mogmog engineのメンバーの声を元に、離乳食、障がい者の嚥下食、介護食、回復食、さらには宇宙食を視野に入れたみらいの食を提案、「食べる」という根源的な行為を見つめ直し、人と社会のこれからを考えるプロジェクトとして開発を開始しました。
 現在、嚥下が困難な高齢者や障がいのある方、病気を抱える方は、外食やレジャーの場で「食べたいのに食べられない」という体験を余儀なくされています。嚥下調整食は医療や福祉の現場で発達してきましたが、「特別な人のための食事」「制限された食」と捉えられ、一般的な食事から距離を感じさせる存在になってきました。“みらい食”とは、そうした現状を変えるために生まれた「人生の転換点に寄り添う食」です。食べる力が弱まったとき、育っていくとき、回復を目指すときなど、さまざまな状況に必要となる「やさしさの設計」を施した食のことを指します。

かけらプレートを提供する「Rediscover project」とは
 伝統工芸を継承する人手の不足と、障がいのある人の働く選択肢の狭さや低賃金という2つの課題を掛け合わせ、解決するための事業を展開している株式会社CACLは、2024年の能登半島地震をきっかけに「Stand with NOTO」プロジェクトを立ち上げ、復興支援の一環として、輪島塗の職人の仮設工房の設置と仕事創出に取り組んだほか、九谷焼の陶磁器片に珠洲焼片や輪島塗の技術などを加えて、より進化した表現活動「Rediscover project」も始動。能登半島地震で破損した陶磁器片や製造の過程で規格外として破棄される九谷焼を作品へと昇華し、金沢21世紀美術館「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」に出展いたしました。
 今回の『ドリームデイ・アット・ザ・ズー』では九谷焼などの陶磁器片の形状を生かした「かけらプレート」を食器として使用。陶磁器片を使ったヘアアクセサリーを制作するワークショップ(有料)も開催します。
「かけらやものが大切にされる社会は、きっと人も大切にされる社会」
その想いで、CACLは創造的な循環を生み出す活動を続けています。

ル・クログループ 株式会社クロフーディング
 「誰もが働けて、誰もが楽しめるレストラン」である「ユニバーサルレストラン」をコアコンセプトに様々な事業を展開。「ユニバーサル」という言葉には、「障がいの有無、年齢、性別、国籍、家庭環境など、どんな背景を持つ人でも共に働き、サービスを受けられる場所にしたい」という想いが込められています。
 2015年に福祉事業所のプロデュースがきっかけに福祉事業が始まり、これまでの料理人として培った技術と店舗運営のノウハウを、障がい者雇用の生産性向上、作業面の安全性の確保、環境の改善に活かしながら環境を整えられると気づき、今では、社内の7割が何らかの障がい特性を持つスタッフとして働いています。多様性を価値に変える環境、そして、多様性が活かされる社会を目指し、それぞれの個性が発揮できる環境、障がい者が輝ける場所を作っています。

【ドリームデイ・アット・ザ・ズーとは】
障がいのあるお子さまとそのご家族を動物園・水族館に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうための国際的なプログラムです。1996年にオランダのロッテルダム動物園から始まりました。
閉園後の動物園・水族館にご家族を招待することから、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」という名称で世界中に広まり、日中開催の場合「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」と名称を改め開催されます。