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“パンダバンブーアートプロジェクト2024”パンダが食べる竹5,000本を使用し、150名以上のボランティアの皆様と制作したアート作品「パンダバンブーアート」がついに完成!10月5日(土)に完成スペシャルイベントを開催

2024年10月03日(木)

 アドベンチャーワールドを舞台に、竹あかり演出家 池田親生 氏と世界的な竹アーティスト ワン・ウェンチー 氏が共創し、ジャイアントパンダが食べる竹5,000本を活用した超巨大竹アート作品「パンダバンブーアート」がついに完成しました。クラウドファンディングのご支援者をはじめ、制作を支えていただいた皆様への感謝を込めて、完成スペシャルイベントを2024年10月5日(土)に開催します。

 多くの方々の手で紡ぎ上げられたアート作品の奇跡の完成は、人と人、人と動物・自然とが「つながり」、力を合わせることで実現しました。この作品は見て、触れることで竹の可能性と持続性を感じることができ、内に入れば「いのち」そのものに包まれているような感動を与えてくれます。

 完成スペシャルイベントでは内覧会や制作者によるトークイベントを開催する他、この日だけの特別な演目でお送りする舞踊パフォーマンスなどで、アート空間活用のスタートを飾ります。正午以降、パーク来園ゲストの皆様も内覧にご参加いただけます。

<完成スペシャルイベント概要>
■開催日時
2024年10月5日(土)
■場所
アドベンチャーワールド「パンダバンブーアート」(パンダラブ前芝生エリア)

※天候により、内容を一部変更いたします。

第1部 パンダバンブーアート完成セレモニー                        
※一部関係者限定で開催いたします。
■時間
午前10時30分~正午
■出席者
「CHIKAKEN」共同代表 池田 親生 氏
竹アーティスト ワン・ウェンチー 氏
岸和田市長 永野 耕平 氏
白浜町長 大江 康弘 氏
株式会社アワーズ代表取締役社長 山本 雅史

第2部 オープニングトークイベント
※ゲストの皆様にもご覧いただけます。
※イベント開催中、アート内はご自由にお入りいただけます。
■時間
午後2時30分~午後3時45分
■登壇者
「CHIKAKEN」共同代表 池田 親生 氏
竹アーティスト ワン・ウェンチー 氏
アドベンチャーワールドサステナブルSmileアンバサダー 平原 依文 氏
パンダバンブープロジェクト リーダー 徳岡 晃一(パークスタッフ)
ジャイアントパンダ飼育スタッフ 渡邉 康介(パークスタッフ)

■パンダバンブーアートプロジェクト2024概要
パンダとともに循環をつくる「パンダバンブープロジェクト」

このプロジェクトは、里山を荒廃させる竹を伐採し、アドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、廃棄していた竹や食べ残し、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するソーシャルプロジェクトです。2019年から始まり、竹あかり制作ワークショップ、アオリイカの産卵床づくりなど多岐にわたる活動を展開しています。


プロジェクトの集大成!超参加型「パンダバンブーアートプロジェクト2024」
昨年、竹300本を使用し制作した「Love of“彩浜”」に続き、今年は5,000本の竹を使用してさらに巨大なアートを制作しました。ワン・ウェンチー 氏とグローバル制作チームが8月に来日し、アドベンチャーワールド内で制作を開始。完成後の1年間、「いのちがつながる・踊る!」をテーマに、アート空間を活用したイベントを開催します。

▼アート空間内部

作品コンセプト
Title: Glimmering Hill(きらめく丘)


台湾アーティストのワン・ウェンチー(王文志) は、2023年、アドベンチャーワールドに招待され作品「Love of “彩浜”」を制作。その際、多くの親子連れが遊んでいるのを見て、彼は「Glimmering Hill」という作品の着想を得た。竹で編まれた大小の構造物の組み合わせは、和歌山県の連なる山々から想起されるように、大小二つの「丘」の「つながり」をイメージしている。それは、アドベンチャーワールドと和歌山県という二つの場と文化のつながりであり人間と自然を遊歩道がつないでいるさまもある。この 「つながり」という概念は、人間と動物が世代を超えて受け継がれていくことを意味している。自然が私たちを育むように、自然もまた、世代から世代へと命を伝えていく。ワン・ウェンチーは作品の素材に竹を選び、観客を山や森に誘い、自然の慈愛を感じさせることを意図した。「きらめき」は深い感謝と希望を象徴し、世界中の人々の自然への愛にあかりを灯すことを願っている。私たちの想いは小さくても集まれば、和歌山を、日本を、そして地球環境を昇華させ、照らすことができる。今回、自然や山への感謝や尊敬の念を伝え、人々の自然への感動を表現するために、「竹あかり」を制作する親生チーム(CHIKAKEN)とコラボレーションすることとなった。

観客はこの「きらめく丘」作品の中を歩き回る。すると、昼は光と影の変化する空間で自然への畏敬の念と精神性を体感し、夜は竹あかりの生み出す幻想的空間の中で星空と光と反射を体感する。
昼と夜、異なる雰囲気の中で、新たな希望と湧き上がる感動、そして生命を育む無限の可能性を感じることができる。

Artist: Wang, Wen-Chih(王文志)

■活動期間
 2024年4月~2025年10月
■スケジュール
 5月28日 プロジェクトリリース・ボランティア募集スタート
 6月~   竹の調達・クラウドファンディングスタート
 8月~   アート制作開始
 10月   完成・セレモニー
       イベントスタート(~2025年10月まで開催予定)
■参加アーティスト
 ワン・ウェンチー(王文志)・CHIKAKEN(ちかけん)
■作品制作場所
 希少動物繁殖センターPANDA LOVE(パンダラブ)エリア
■公式サイト
 https://www.aws-s.com/pandabamboo-art/
■公式SNS
 facebook :https://www.facebook.com/pandabambooart2024/
 X:https://x.com/pandabambooart
 Instagram:https://www.instagram.com/pandabamboo_art/

<アーティスト紹介>
ワン・ウェンチー(王文志)氏
1959年、台湾生まれ。竹を使った巨大な建築物をつくることで知られています。アジア、ヨーロッパ、北米と、世界中で作品を発表し続けています。瀬戸内国際芸術祭と所縁の深いアーティストです。

CHIKAKEN(ちかけん)
崇城大学にて出会った、「ちか」と「けん」を中心としたユニット。
共に師事した内丸惠一先生の提唱する「まつり型まちづくり」をベースに、竹に穴を開けてあかり(ろうそくやLED)を灯す「竹あかり」の演出制作・プロデュース会社「CHIKAKEN〈ちかけん〉」を、2007年4月に設立。
現在6名で活動しています。熊本を拠点に全国各地で「竹あかり」を灯し、その土地にしかない“風景”と“物語”を創りつづけています。「人と人・人とまち・人と自然」を繋ぐ「竹あかり」が一過性の「事業」として消費されるのではなく、新たな日本の「文化」として受け継がれることを目指しています。
<過去の作品> https://chikaken.com/wp-content/uploads/2022/10/20221011_A4_chikaken_panphlet.pdf

<パンダバンブーアートプロジェクト実行委員会>
CHIKAKEN/株式会社 アワーズ/TSP太陽 株式会社/HI合同会社/安部良アトリエ一級建築士事務所/和歌山大学/白浜町/岸和田市/ゆめみヶ丘岸和田まちづくり協議会

<登壇者プロフィール>
アドベンチャーワールド サステナブルSmileアンバサダー 平原 依文 氏 ※第2部 オープニングトークイベント登壇
HI合同会社 代表 https://www.hi-parters.com/

青年版ダボス会議 One Young World 日本代表、アンバサダー/
若狭町(福井県) SDGsアンバサダー/バリュエンスホールディングス株式会社 社外取締役
株式会社アミューズ 社外取締役/三井住友海上火災保険株式会社 社外アドバイザー
教育未来創造会議(内閣官房) 構成員/一般財団法人ピースコミュニケーション財団 評議員
NPO法人PEACE DAY 理事/大阪キリスト教短期大学 副学長・特任教授

小学2年生から単身で中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学。東日本大震災を
きっかけに帰国し、早稲田大学国際教養学部に入学。新卒でジョンソン・エンド・
ジョンソングループ ヤンセンファーマ(株)に入社し、デジタルマーケティングを
担当。その後、組織開発コンサルへ転職し、CMOとしてマーケティングを牽引しながら、広報とブランドコンサルティングを推進。「世界中の境界線を溶かす」を実現するために、HI合同会社を設立。SDGs×教育を軸に、世界中の人々がお互いから学び合える教育事業を国内外の企業・行政・教育機関に展開している。 Forbes JAPAN2021年度「今年の顔100人」に選出。