鳥インフルエンザの苦難を乗り越え、水鳥たちのエリア「BIRDTOPE(バードトープ)」が結んだいのちのバトン。7年ぶりに、2羽のフラミンゴの赤ちゃんが誕生しました!

アドベンチャーワールドでは、2019年以来7年ぶりとなるフラミンゴの赤ちゃんが2羽誕生しました。2026年3月28日(土)にベニイロフラミンゴ、翌29日(日)にチリーフラミンゴの赤ちゃんがそれぞれ1羽ずつ誕生し、2025年にオープンしたエリア「BIRDTOPE(バードトープ)」において初のフラミンゴの誕生となりました。これは「BIRDTOPE」という生態環境の構築が、鳥たちの本来の繁殖意欲や育雛行動を引き出した成果とも言えます。かつての鳥インフルエンザ発生という深い悲しみを経て、スタッフが一丸となって取り組んできた「本来の生態環境の再現」と「自然育雛(しぜんいくすう)」への挑戦が、実を結び始めています。
また、現在も複数の個体が抱卵中であり、これからの新たな命の誕生にも期待が高まります。

「BIRDTOPE」いのちの循環システム構築への想い
これまでパークでは、冬期になると高病原性鳥インフルエンザ対策として、鳥たちを屋外の池から別施設へと移動させていました。しかし、環境の変化は鳥たちのストレスの原因となり繁殖にも影響を与え、また屋外ではカラス等の害獣リスクも高く、産卵後はすぐに卵を孵卵器へ回収し、人工的に育てる「人工育雛」を選択せざるを得ない状況が続いていました。また、2022年11月、高病原性鳥インフルエンザがパーク内で発生したことにより、69羽の尊い命を失いました。「二度と、あのような悲劇を繰り返さない。そして、鳥たちが一年を通じてのびのびと、本来の姿で命を繋げる場所を作りたい」その強い想いから誕生したのが、防鳥網を備え、ウイルス感染を防止しつつ自然に近い生態系を再現した「BIRDTOPE」です。「いのち(Bio)」が「息づく場所(Topos)」として、鳥たちだけでなく、水棲生物や微生物が共生する環境を整え、野生に近い「生態系のリズム」を再現したことも大きなこだわりです。
■誕生したフラミンゴの赤ちゃんについて
孵化日 :
2026年3月28日(土)ベニイロフラミンゴ1羽
29日(日)チリ―フラミンゴ 1羽
公開場所:
ふれあい広場「BIRDTOPE」
※現在、親鳥の足元で暮らしているため見えづらい場合がございます。
※動物の体調や天候等により、公開を休止する場合がございます。
・フラミンゴの飼育羽数
104羽
※今回の出生個体を含む
・BIRDTOPEで暮らす鳥たち
5種 約120羽
(ベニイロフラミンゴ、チリーフラミンゴ、モモイロペリカン、タンチョウ、クロツラヘラサギ)
「BIRDTOPE」で暮らすフラミンゴについて
〈ベニイロフラミンゴ〉
分 類:フラミンゴ目フラミンゴ科
学 名:Phoenicopterus ruber
英 名:American flamingo
生息地:カリブ海沿岸
食 性:アドベンチャーワールドでは主に専用ペレット、オキアミなど
繁 殖:泥で円錐状の巣を作り、1度の繁殖で1個の卵を産む。オスとメスが交代で抱卵し、約27〜31日で孵化する。
寿 命:約20〜30年
体 長:約120〜145cm
体 重:約2〜4kg
特 徴:鮮やかなピンク色の体が特徴ですが、プランクトンや藻類、甲殻類を食べることで体の色がピンク色になります。
〈チリーフラミンゴ〉
分 類:フラミンゴ目フラミンゴ科
学 名:Phoenicopterus chilensis
英 名:Chilean Flamingo
生息地:南アメリカ南部(チリ、アルゼンチン、ボリビアなど)
食 性:アドベンチャーワールドでは主に専用ペレット、オキアミなど
繁 殖:泥を積み上げた巣を作り、1度の繁殖で1個の卵を産む。オスとメスが交代で抱卵し、約27〜31日で孵化する。
寿 命:約20〜30年
体 長:約100〜130cm
体 重:約2.5〜3.5kg
特 徴:淡いピンク色の体と、黒い嘴の先端が特徴。脚は灰色がかった色をしており、他のフラミンゴに比べて落ち着いた色合いを持つ。