お知らせ
未来の森を育てる「MODRINAE」プロジェクト 2年間かけて、社員350名がどんぐりから育てたウバメガシの苗を植樹しました!
2025年11月22日(土)

アドベンチャーワールドは、和歌山発の林業ベンチャーである株式会社ソマノベース(和歌山県田辺市、代表取締役社⻑:奥川 季花 様、以下:ソマノベース)の「MODRINAE(戻り苗)」に参加し、パーク運営に関わる社員約350名が、2年間かけてどんぐりから苗を育ててまいりました。この度、育ててきた苗を10月29日(水)、11月19日(水)の2日にかけて、田辺市中辺路町の森に植樹しました。


本プロジェクトは、「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」というパークテーマのもと、紀南地域の豊かな自然環境と人々の暮らしを未来へつなぐ取り組みです。どんぐりから苗を育て、2年後に植林するという活動は、地域の森林を再生し、生態系のバランスを取り戻すことに貢献します。生態系の多様性を保ち、自然環境の回復を促進して、人・動物・自然のSmileを次の世代に受け継ぐ活動を行っていきます。

MODRINAEは、誰もが山づくりに参加できる新しい観葉植物です。どんぐりから苗木を育てるセットになっており、購入者の元で育った苗木は、ソマノベースが引き取り山へ植林します。育てる期間は約2年間。その後、苗木が植林される和歌山県の木材を使用した製品を購入することも可能です。
ソマノベースのはじまりは、平成最大の水害とも言われる紀伊半島大水害にあります。被災した代表の奥川 様は災害リスクの低い森づくりの必要性を強く感じ、「土砂災害による人的被害をゼロにする」をビジョンに掲げ、ソマノベースを設立しました。
土砂災害リスクの低い森づくりを実現するには、林業業界内外が連携して共に取り組むことが必要だと考え、様々な事業を展開してきました。林業界や森林との関係人口を増やすためのイベント企画や商品の開発、小学生に向けた森林教育、どこでも植林に貢献ができるサービス「MODRINAE」の企画など、これまでの多岐にわたる事業の知見を活かし、災害リスクの低い山づくりの実現に向けて活動しています。