お知らせ
【9月30日生まれのエンペラーペンギンの赤ちゃん】本日10月21日(火)より親鳥とは別の若いペアの元で子育てをする自然育雛へ移行しました!
2025年10月21日(火)

本日10月21日(火)開園前に、2025年9月30日(火)に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃんを親鳥とは別の若いペアに託し、自然育雛へのチャレンジをスタートいたしました。
産卵後、卵が傷つく事故を防ぐため孵卵器で温め、赤ちゃんの親鳥には抱卵姿勢を保つために擬卵(形や質感を本物の卵に似せて石膏で固めた卵の模型)を抱かせていました。しかし、親鳥が途中で擬卵を放棄したため、今回は子育て経験のない若いペアに赤ちゃんを預け、子育ての経験を積ませることにしました。若いペアが赤ちゃんの成長を通じて学ぶことは、将来の繁殖につながる大切なステップでもあります。

開園前、飼育スタッフの手で若いペアが抱いていた擬卵と赤ちゃんを入れ替えました。初めはお腹を持ちあげ、しきりに赤ちゃんの様子を確認するなどしていましたが、しばらくすると落ち着いて赤ちゃんを抱えています。
今後は親鳥の代わりとなる若いペアに赤ちゃんを抱かせたままスタッフが餌を与える介添え給餌を行いながら、自然育雛の成功に向けて親子をサポートしてまいります。

【エンペラーペンギンの赤ちゃん公開について】
⾃然育雛への移⾏に伴い、ペンギンベース1階から海獣館2階へと公開場所を変更いたします。
■公開時間:開園~午後5時00分
■公開場所:海獣館2階
※動物の体調等により公開を変更及び中止する場合がございます。
※赤ちゃんは、親鳥のお腹の下(足元付近)で生活するため見えにくい場合がございます。