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近畿大学との産学連携で摘果メロンを動物の食事に活用!農学部生がフィーディング体験を通じて摘果メロンの活用について学びました

2025年07月12日(土)

 アドベンチャーワールドは、近畿大学(大阪府東大阪市)との産学連携の一環として、近畿大学農学部(奈良県奈良市)から、最新のICT(情報通信技術)を活用した「なら近大農法」で栽培された近大ICTメロンの摘果(以下:摘果メロン)を提供いただき、ゾウやサルたちの食事に活用しており、この取り組みは本年で4年目を迎えました。

 本日(7月12日)、近畿大学農学部の学生たちが実際に摘果メロンをアフリカゾウ、アジアゾウへ与え、動物たちが食べる様子を目の前で見ながら、農業副産物の有効活用が実現している現場を肌で感じ、学びを深めました。
また、学生たちは、メロン栽培に欠かせない「摘果」の意味や、そのメロンがアドベンチャーワールドで暮らす動物たちの食事として活用されていることについて、来園されたゲストの皆様へ自らレクチャーする場を設け、食の循環や環境への配慮について伝える経験を積みました。

さらに、ゾウやキリンなど草食動物の糞を発酵させて堆肥をつくっている「動物堆肥場」を見学し、アドベンチャーワールドの“循環型パーク”への理解を深めていただきました。

 アドベンチャーワールドでは、「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」というパークテーマのもと、食材の有効活用と環境に配慮した循環型の取り組みを行っています。
今後も、大学や地域の皆様と連携しながら、動物たちのいのちを支えるとともに、未来を担う若者たちの学びの場を育んでまいります。

【摘果メロンとは】
糖度の高いメロンをつくるために間引かれる農業副産物で、果物を好む動物の食事として与えることで、無駄なく食材を有効活用することができます。昨年は約2か月間でおよそ850kgの摘果メロンを動物たちの食事として使用しました。