エランドの赤ちゃんが親子でサバンナエリアにデビューします!2025年6月13日(金)

アドベンチャーワールドで2025年4月30日に、8年ぶりにエランドの赤ちゃんが誕生しました。これまで、エランドの赤ちゃんは母親と限られたエリアで過ごしておりました。赤ちゃんの順調な成長に伴い、アミメキリンやシマウマが暮らしているサバンナエリアへとデビューし、2025年6月13日(金)より、新しい生活がスタートします。
【エランドの赤ちゃん サバンナエリアデビューについて】
■期間:2025年6⽉13⽇(金)~
■時間:午前10時30分〜午後3時30分
■場所:サファリワールド サバンナエリア (草食動物ゾーン アフリカ区)
※天候や動物の体調等により、公開内容を変更または中止する場合がございます。
【エランドの赤ちゃんについて】
■出生日:2025年4月30日
■頭 数:1頭
■性 別:オス
■親情報:
母親 2017年6月16日 アドベンチャーワールド生まれ(7歳)
父親 2015年8月27日 九州自然動物公園生まれ(9歳) 2020年1月22日に搬入
【出産の背景】
アドベンチャーワールドでは、2018年にオスが死亡したため、新たないのちをつなぐために、次のパートナーとなるオスを迎え入れる準備を進めてまいりました。そして2020年1月、九州自然動物公園より新たなオスが来園しました。この出会いをきっかけに、いのちが受け継がれ、今回の赤ちゃんの誕生へとつながりました。
【飼育頭数】
4月30日に誕⽣した個体を含め、4頭(オス2頭、メス2頭)を飼育しています。
【エランドについて】
■分 類:偶蹄目 ウシ科
■学 名:Taurotragus oryx
■英 名:Common Eland
■生息地:アフリカ中部~南部
■体 長:2~3.5m
■体 重:300~1,000kg
■食 性:草食性 アドベンチャーワールドでは乾草を与えています。
■寿 命:野生では15−20年程度
■繁 殖:妊娠期間は約270日で、通常1産1子
■現 状:IUCNレッドリストではLeast Concern(低リスク)に分類されていますが、一部の地域では農地の拡大や密猟、気候変動による乾燥化が影響し、個体数が減少傾向にあります。
■特 徴:エランドは、ウシに似た大きな体に対して長い首と細い顔立ちをもち、オス・メスともにねじれた太い角 (60〜100cm)を持ちます。首元にある「胸垂(きょうすい)」と呼ばれる皮膚の垂れ下がりが特徴的で、最大で2mのジャンプ力をもつ、力強い脚を備えた草原の大型草食動物です。