仲間入りするミニカバ 写真：ニフレル提供


　アドベンチャーワールドは、２０２５年４月７日（月）に「NIFREL（ニフレル）」（大阪府吹田市）よりメスのミニカバ１頭（３歳）が仲間入りすることが決定いたしました。パークでは約４年ぶりにミニカバの飼育を再開し、その魅力を発信するとともに、種の保存と遺伝的多様性の維持を目的とした繁殖を目指します。
　ミニカバは、IUCN（国際自然保護連合）のレッドリストで絶滅危惧種（EN）に指定され、世界的に保護が進められている希少な動物です。日本国内でも５施設でわずか１３頭のみ飼育されています。※アドベンチャーワールド含まず

【ニフレルより仲間入りするミニカバについて】
・性別：メス
・出生日：２０２１年６月１８日生まれ（３歳）　※ニフレルで誕生
・愛称：テンテン
・搬入予定日：２０２５年４月７日（月）

※公開は未定です。改めて公式HPやSNSでお知らせいたします。

【ミニカバについて】
　ミニカバは、西アフリカの限られた地域にのみ生息するカバ科の小型種です。
■学名
Choeropsis liberiensis
■英名
Pygmy Hippopotamus
■分類
偶蹄目　カバ科　コビトカバ属
■生息数
野生では２,０００～２,５００頭と推定され、ナイジェリアなどでは絶滅したともいわれる。
■生息地
西アフリカの森林や沼地
■寿命
野生下　１５～２０年　飼育下　３５～４０年
■特徴
単独で生活し、夜行性。体長約１.７m、体重約２７０kgに成長
■食性
草や木の葉、果実などを食べて暮らす。飼育下では乾草、青草、サツマイモ、果物を与えています。
■繁殖
性成熟は３～５歳。妊娠期間は約半年。

ミニカバは、生息地の破壊や乱獲により絶滅の危機に瀕しています。その現状を広く伝え、種の保存に貢献してまいります。