アドベンチャーワールドは、１１月３０日（土）と１２月１日（日）にジャイアントパンダ日中共同繁殖研究３０周年の記念イベントを開催しました。

１１月３０日（土）は、３０年をともに歩んできた関係者の皆様とともに、中国と日本が協力して進めてきたジャイアントパンダの繁殖研究の歩みを振り返り、これまでの成果の喜びを分かち合いました。

１２月１日（日）に開催されたシンポジウムでは、最新のパンダファミリー映像の放映や共同繁殖研究者とのパネルディスカッション、３０周年記念で動物画家 琴塚吉太朗さんに描いていただいた「良浜」描画作品のお披露目などを行いました。

中国動物園協会 副会長 謝 鎮 様と成都大熊猫繁育研究基地 副主任 蘭 景超 様、パーク副園長 中尾 建子のパネルディスカッションでは、「次世代に紡ぐ、パンダの保全への挑戦」というテーマで、繁殖研究の過程で得られた知見と経験を共有しました。

また、３０周年記念で描かれた動物画家 琴塚 吉太朗さんの緻密に描きこまれた作品の前で、飼育スタッフとのトークセッションを行い、それぞれの視点から見た「良浜」について語り合いました。

ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究はまだまだこれからも続いていきます。この先、４０周年５０周年と皆様とともに迎えられますように、いのちのバトンが続いていくように、これからも応援をよろしくお願いいたします。