アムールトラの赤ちゃんの公開期間延長のお知らせ 2024年8月25日(日) まで延長いたします
5月19日に誕生したアムールトラの赤ちゃん2頭の公開期間について、当初8月18日までを予定しておりましたが、期間を延長しますのでお知らせいたします。
また、8月19日~8月25日までの期間は、公開時間を開園~正午までといたします。
午後からは、大人のトラたちが暮らすサファリワールドにて過ごす予定です。
【アムールトラの赤ちゃん公開について】
一般公開期間:2024年6月17日(月)~8月25日(日)
公開時間:6月17日(月)~8月18日(日) 午前10時00分~午後7時00分
8月19日(月)~8月25日(日) 午前10時00分~正午
公開場所:ビッグオーシャン1階 ワイルドアニマルメディカルセンター
※赤ちゃんの健康管理のため、公開を休止する場合がございます。
【アムールトラの赤ちゃんについて】
■出生日:2024年5月19日(日)
■頭 数:2頭
■体 重:1頭目:9,200g(性別:メス)、2頭目:9,020g(性別:オス)※8月9日時点
■親情報
父親:2017年6月15日 ドイツのハーゲンベック動物園生まれ(6歳)
母親:2018年5月 2日 韓国のソウル大公園生まれ(6歳)
【アムールトラの赤ちゃん 現在までの記録】
2024年
5⽉19⽇ 2頭の赤ちゃんが誕生
5⽉25⽇(6日齢) 初めての体重測定
※想定体重に達しておらず、1頭が低体温だったため、授乳量が不足していると判断し、人工保育を開始
5⽉31⽇(12日齢) 2頭とも、両目がしっかり開く
6月12日(24日齢) ゆっくり腰を上げて歩けるようになる
6月28日(40日齢) 離乳食(ミンチ肉)を初めて食べる
7月22日(64日齢) プールで水慣れを始める
【アムールトラについて】
■分類 :食肉目ネコ科
■学名 :Panthera tigris altaica
■英名 :Amur Tiger
■生息地:中国東北部~シベリア
■食性 :アドベンチャーワールドでは馬肉や牛肉を与えています。
■繁殖 :約100日の妊娠期間の後、1度の出産で1頭〜6頭の子を出産します。
生まれたてのトラは体重1kg 前後で目も開いておらず、未熟な状態で産まれます。
幼獣は生後10日前後で目が開きますが、その後の離乳や狩りの訓練など、生きていく術を身に着け、母親から独立できるまでは2年程かかる場合があります。
■寿命 :飼育下での寿命は20〜25年です。
■特徴 :アムールトラは最も北に生息するトラです。
単独行動で、60~100㎢もの広い縄張りを持ち、一晩に10km以上、時には40kmも歩き回って狩りをする夜行性の肉食獣です。
トラの毛皮や骨は、装飾品や漢方薬の材料として高値で取引され、密猟が多くなり、アムールトラの個体数が減少しました。
国際自然保護連合(IUCN)はアムールトラを絶滅危惧種(EN)に位置づけました。