7月22日(月)「大暑の日」にアムールトラの赤ちゃんへプールをプレゼント!アムールトラの赤ちゃん一般公開は8月18日(日)まで

アドベンチャーワールドは、2024年5月19日(日)に誕生したアムールトラの赤ちゃん2頭に、暦の上で1年で最も暑い日とされる「大暑の日」にちなみ、水に慣れるための練習用プールをプレゼントいたします。
アムールトラの赤ちゃんは8月18日(日)に公開終了予定です。今しか見ることができない貴重な成長の様子をぜひご覧ください。
トラは野生では森林で生活し、ネコ科では珍しく、水が好きで泳ぎが得意です。夏の暑い日には、パークで暮らす大人のアムールトラも運動場の池で水浴びをする様子が見られています。
まもなく生後2か月を迎える赤ちゃんたちの運動能力が高まってくるこの時期に、暮らしの中で水に触れる機会を少しずつ増やせるよう、水慣れの練習をスタートします。
「大暑の日」イベント アムールトラの赤ちゃんにプールをプレゼントについて
※報道関係者のみなさま向けに、パーク開園前に開催いたします。
プレゼントの様子はアドベンチャーワールド公式SNSでライブ配信いたします。
日時:2024年7月22日(月)午前9時15分~9時45分
場所:ワイルドアニマルメディカルセンター
配信媒体:アドベンチャーワールド公式Instagram
プレゼントの内容
・深さ20cmのプールをプレゼントします。
・プールに浅く水を張り、赤ちゃんが自ら水に触れられる環境を作ります。
・スタッフが赤ちゃんのサポートをしながら少しずつ水慣れを行います。
※天候や動物の体調等により、内容を変更及び中⽌する場合がございます。
<水浴びの役割>
水浴びは体温の調節や毛皮のケアなど、生活に欠かせない重要な役割を果たします。
本来、子どもたちは生活の中で母親と一緒に池や水たまりなどで水に触れる機会を持つことで、少しずつ水に慣れていきます。人工保育ですくすくと育つ2頭の赤ちゃんが、トラ本来の生活に近い経験を持てるよう、取り組んでまいります。
【アムールトラの赤ちゃんの公開について】
公開時間 :
2024年6月17日(月)~7月25日(木)午前10時00分 ~ 午後5時00分
2024年7月26日(金)〜8月18日(日)午前10時00分 ~ 午後7時00分
公開場所:ビッグオーシャン1階 ワイルドアニマルメディカルセンター
※7月22日(月)以降、赤ちゃんがプールで水慣れをする様子を皆様にご覧いただけます。
※赤ちゃんの健康管理のため、公開を休止する場合がございます。

【アムールトラの赤ちゃんついて】
■出生日:2024年5月19日(日)
■頭数:2頭
■体重:
1頭目:5,900g(性別:メス)
2頭目:5,090g(性別:オス)※7月17日時点
■親情報
父親:2017年6月15日 ドイツのハーゲンベック動物園生まれ(7歳)
母親:2018年5月 2日 韓国のソウル大公園生まれ(6歳)
【アムールトラの赤ちゃん 現在までの記録】
2024年
5⽉19⽇ 2頭の赤ちゃんが誕生
5⽉25⽇(6日齢)初めて体重測定
※想定体重に達しておらず、1頭が低体温だったため、
授乳量が不足していると判断し、人工保育を開始
5⽉31⽇(12日齢)2頭とも、両目がしっかり開く
6月12日(24日齢)ゆっくり腰を上げて歩けるようになる
6月17日(29日齢)公開開始
6月29日(37日齢)離乳食(ミンチ肉)を食べ始める

【アムールトラについて】
■分類 :食肉目ネコ科
■学名 :Panthera tigris altaica
■英名 :Amur Tiger
■生息地:中国東北部~シベリア
■食性 :アドベンチャーワールドでは馬肉や牛肉を与えています。
■繁殖 :
約100日の妊娠期間の後、1度の出産で1頭〜6頭の子を出産します。
生まれたてのトラは体重1kg 前後で目も開いておらず、未熟な状態で産まれます。
幼獣は生後10日前後で目が開きますが、その後の離乳や狩りの訓練など、生きていく術を身に着け、母親から独立できるまでは2年程かかる場合があります。
■寿命 :飼育下での寿命は20〜25年です。
■特徴 :アムールトラは最も北に生息するトラです。
単独行動で、60~100㎢もの広い縄張りを持ち、一晩に10km以上、時には40kmも歩き回って狩りをする夜行性の肉食獣です。
トラの毛皮や骨は、装飾品や漢方薬の材料として高値で取引され、密猟が多くなり、アムールトラの個体数が減少しました。
国際自然保護連合(IUCN)はアムールトラを絶滅危惧種(EN)に位置づけました。