お知らせ
パンダが食べ残した竹の枝葉を活用し、白浜町伊古木漁港にアオリイカの産卵床を設置しました!
2024年06月26日(水)
アドベンチャーワールドではパンダが食べ残した竹を利活用し、海藻類が減少する白浜の海に沈めてアオリイカの産卵場を作るプロジェクトが始動しています。
【共催】白浜町
【協力】アオリコミュニティ、京都大学瀬戸臨海実験所、小出渡船、グワシッ!コーポレーション、ダイビングセンター「エルマール」、ヒロメラボ、和歌山南漁業協同組合(五十音順)
3年目を迎えるこの取り組みは、過去2年の成功例をもとに、今年は京都大学瀬戸臨海実験所との連携を強化して実施しています。
本日(6/26)、パンダが食べ残した竹約100kgを使用し作成した、20基の産卵床を白浜町伊古木の海に沈めました。
今後、産卵が確認された場合、京都大学瀬戸臨海実験所の協力のもと「京都大学白浜水族館」の水槽で展示を予定しており、孵化までの様子をモニタリングいたします。孵化後は海へ放流します。
また、昨シーズン、竹の産卵床に海藻が着生しましたが、その原因や海藻の種類を調査する機会がなかったため、今シーズンは、同実験所と協力し、着生する海藻や生物のモニタリングと種の同定を行います。これにより、海藻が減少した海に対する効果を探ります。