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春キャベツの時期がやってきました JA紀南と協⼒ ⾷品ロスを削減 市場に出回らないキャベツを動物飼料として購⼊

2024年05月21日(火)

 アドベンチャーワールドは、昨年に引き続きJA紀南すさみ支所と協力し、市場に出回らないものを含むキャベツを動物飼料として地元農家より購入いたします。これまで農家で廃棄していた規格外のものや外葉部分を活用することで、農家支援と食品ロスの削減に繋げ、循環型社会の実現に寄与します。このキャベツの購入は2022年の冬より開始し、今回5月より購入する量は、6月中旬までに合計約950kgの予定です。市場の価格変動の影響を受けずに、動物たちへ新鮮なキャベツを届けることができます。地域社会に貢献する持続可能な取り組みとして、今後も地元農家からの継続した購入を予定しています。

【購入するキャベツについて】
■市場に出回らないキャベツとは
発育不足や育ちすぎ、裂球などが原因で市場に出荷するのが難しいキャベツのことを指します。
今回納品いただくキャベツの品質のほとんどは、市場に流通するものですが、もし流通できないものが発生した場合でも、動物に影響のない範囲で与えることが可能なため、需要と供給の安定を確保することができます。安定した価格での購入となるため、双方にとってWin-Winの関係が築けます。

■外葉の廃棄量削減について
キャベツの外葉部分は市場販売する際は5枚程の廃棄が必要ですが、動物飼料の場合、廃棄は2枚程度となり、全体廃棄量の削減に繋がります。

■パーク内でキャベツを与えている主な動物種
サファリワールド:アフリカゾウ・カンガルー・マレーバク
ふれあい広場:カピバラ・マーラ・ワオキツネザル・リスザル・チンパンジー

JA紀南について
JA紀南は、和歌山県南部の田辺市・西牟婁郡一円の9つのJAが合併して2003年4月に発足。太平洋に面した紀伊半島の西岸に位置し、紀伊水道を流れる黒潮の影響によって気候は温暖多雨。果樹を基幹とした総合園芸産地を形成している。広域な管内は、梅のブランドである紀州梅産地を形成しており、温州ミカン、中晩柑、スモモ、花き、野菜、茶などの栽培も盛ん。2004年7月にユネスコ世界遺産に登録された熊野古道、海水浴や温泉で賑わう南紀白浜温泉、さらに本州最南端の串本潮岬も管内に含むなど、山・川・海と自然豊かなエリアで農業と地域振興に活動している。