６月１４日（水）パンダバンブープロジェクト活動の一環として、和歌山南漁業協同組合協力のもと、白浜町と共同で、地元和歌山・白浜の自然豊かな海の継承を目的に、ジャイアントパンダが食べ残した竹の枝葉を有効活用したアオリイカの産卵床を製作し、白浜の海底へ設置いたしました。

２シーズン目となる今回の産卵床の製作、運搬作業は地元の白浜中学校１年生３３名の皆さまに協力いただきながら実施し、地元の海で起きている変化や、環境保全と回復に向けた活動について一緒に考えました。

町の環境課題を地域の皆さまが知るきっかけを作り、地域の皆さまと環境を回復させる取り組みを持続的に行い、人と動物と自然の多様性・持続性に満ちた白浜の海を１００年先の未来へと贈り継ぐことを目指します。
今回、アオリイカ産卵床設置事業のサポートを行うアオリコミュニティ（株式会社ヤマリア）にご支援いただき、海底への設置作業は地元ダイビングセンター「エルマール」のダイバーとともに行い、白浜の海３か所に沈めました。今後定期的にモニタリング活動を行います。上手くいけば６月下旬～７月中旬にアオリイカの産卵が見られる予定です。