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お知らせ

アルビノ・ドーナツの会主催イベント「アルビノの学生に自分の目で動物園を楽しんでほしい!」をパーク内で開催しました!

2022年12月21日(水)

2022年12月17日(土)アルビノ・ドーナツの会主催イベント「アルビノの学生に自分の目で動物園を楽しんでほしい!」をパーク内で開催いたしました。
イベントでは、アルビノ・ドーナツの会に所属されているアルビノ当事者の方4名とそのご家族計14名をパークにご招待いたしました!

アルビノの方は、生まれつき体の色素が不足しており、ロービジョン(弱視)と呼ばれる症状があります。眼の色素の不足によって、光を適切に感じとることができないため、遠くにいる動物の輪郭をはっきり認識できないという方もいらっしゃいます。
本イベントでは、株式会社QDレーザが開発した「RETISSA(レティッサ)」という”レーザ網膜投影デバイス”を使用しながら、パークで暮らす動物たちをじっくりと観察いただきました。

「RETISSA」の機能には「ズームアップ」「一時停止」「カラー変更」などがあり、操作を練習後パークへ出発!
ジャイアントパンダ、海獣館、マリンライブなどをお楽しみいただきました。

「パンダの目の丸いところが見えた!」
「ライオンの毛並みが見えてかっこよかった!」
「イルカってつやつやなんだ」
など、「RETISSA」を通して動物の細かな部分も観察し、楽しんでいただくことができました☆

イベントの様子は後日アドベンチャーワールド公式SNSにて発信いたします。


本イベントの開催に向けて、クラウドファンディングにご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

アドベンチャーワールドは、これからもより一層、すべての人が気兼ねなく楽しむことができるパーク、そして、笑顔あふれる社会の実現を目指してまいります。

※「RETISSA(レティッサ)」について https://www.retissa.biz/
株式会社QDレーザが開発した、視力に関係なく鮮明な映像が見られる網膜投影デバイス。レティッサシリーズの製品には、網膜に直接映像を投影する「ビジリウムテクノロジー」を採用している。光の三原色である、赤・緑・青のレーザを使って自在に色を作り出し、精密な光学系に よって網膜に導く超小型のプロジェクタ。デジタル化した映像情報を網膜に直接投影することで、前眼部の機能を使わず、ピント合わせも不要である。


※アルビノ・ドーナツの会について https://www.doughnutsnokai.com/
代表 藪本舞。2007年11月創立。アルビノ当事者の人たちのセルフヘルプグループ。
アルビノの症状がある人たちや、その人と共に寄り添って暮らす人たちの繋がり、情報交換の場所として交流会の開催、他グループとのネットワーク作りも行っている。
また、学校や自治体・企業などで、講演を行ったり、メディアの取材に対応するなど、啓発活動にも積極的に取り組んでいる。