お知らせ
鳥インフルエンザ発生状況について
2022年12月07日(水)
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、アヒルとモモイロペリカンからの高病原性鳥インフルエンザ発生に伴い、11月11日(金)~11月24日(木)までパークを臨時休園し、関係行政機関及び専門家と協議し防疫対策を講じたうえで、現在は一部の監視エリアを除くゲストエリアの営業を再開しております。
この度、監視エリア内で飼育するチリーフラミンゴ1羽に症状が見られたため、環境省によるPCR検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)を疑う事例であることが確認されましたのでお知らせいたします。当該個体は体調を崩しやすく、防疫体制を開始する以前から1羽で隔離し経過観察を行っておりましたが、回復の見込みがなく、感染拡大防止措置として安楽殺いたしました。なお、現在健康状態に異常のある他の鳥類は確認されていません。
環境省が定める「動物園等における飼養鳥に関する高病原性鳥インフルエンザへの対応指針」に基づき、パーク内の感染拡大防止対策を継続し、引き続き監視エリアへのゲストの皆様の立ち入りを禁止し、消毒、および鳥類の隔離、経過観察いたします。
■発生経緯
11月11日(金) チリーフラミンゴ1羽にチアノーゼの症状 簡易検査結果:陰性
12日(土) 症状改善し、食欲良好
29日(火) 食欲不振
12月 2日(金) ふらつき等の神経症状
4日(日) 衰弱し回復の見込みがないため安楽殺
簡易検査結果:陰性
検体採取
6日(火) 環境省によるPCR検査を開始
7日(水) 高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の疑い事例であることを確認