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新型コロナウイルス感染症拡大の収束を願って近畿大学附属湯浅農場から「近大せっけん」を寄贈いただきました!

2021年08月03日(火)

 本日(8/3)当パークを経営する株式会社アワーズ(大阪府松原市)が2017年3月に産学連携に関する協定を締結した近畿大学(大阪府東大阪市)の附属湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)から「近大せっけん」を寄贈いただきました。

 寄贈された「近大せっけん」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため有効に活用いたします。

■「近大せっけん」について              
 「近大せっけん」は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止対策として近畿大学附属湯浅農場が、株式会社シマムラ(和歌山県和歌山市)、稲畑香料株式会社(大阪府大阪市)と共同開発したものです。湯浅農場で育てた12種の柑橘の摘果(栽培過程で間引いた)果実から採った精油を香料とし、また特別栽培米のコメヌカを保湿成分として使用して開発しました。この摘果果実とコメヌカは栽培時や精米時の農業副産物で、これらを廃棄することなく「せっけん」として再利用することで、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」と目標12「つくる責任つかう責任」の実現に取り組んでいます。さらに、パッケージには「“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」の一環で製作した“ぬりえ”に近畿大学附属小学校(奈良)、幼稚園(九州・奈良)、近畿大学奈良病院の小児病棟に入院していた子供たちが色づけした作品があしらわれています。

〈香料として使用した近大柑橘12種〉
温州蜜柑(うんしゅうみかん)(近大みかん)、紀州大平蜜柑(きしゅうおおひらみかん)、橘(たちばな)、三宝柑(さんぽうかん)、八朔(はっさく)、柚柑(ゆこう)、花良治(けらじ)、寿柑(ことぶきかん)、花柚(はなゆ)、柚(ゆず)、
カボス、レモン

■“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクトについて
 近畿大学は、令和2年(2020年)5月15日から「“オール近大”新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」を始動させました。これは、世界で猛威をふるう新型コロナウイルス感染症について、医学から芸術までの研究分野を網羅する総合大学と附属学校等の力を結集し、全教職員から関連研究や支援活動の企画提案を募って実施する全学横断プロジェクトです。72件の企画提案が採択され、約1億3千万円の研究費をかけて実施しています。

近畿大学附属湯浅農場について
 湯浅農場は、紀伊半島西部海岸の中央部にある“有田みかん”の本場、さらに醤油発祥の地として、全国的に有名な和歌山県有田郡湯浅町に立地しています。マンゴーなど熱帯果樹類の栽培研究や、柑橘類の品種を系統保存すると同時に機能性を見出す薬用利用の研究などに取り組んでおり、研究者や農業従事者からも注目を集めています。また、学生実習にも毎年利用され、卒業研究の場としても利用されています。