ラッコが三重県「鳥羽水族館」へ引越し、アドベンチャーワールドでのラッコの飼育・展示を終了します
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では1頭のラッコ(メス)を飼育しておりましたが、アドベンチャーワールド動物飼育計画(AWS-ACP)及び複数頭で行動する動物種であることに鑑み、鳥羽水族館へ移動することになりました。これによりアドベンチャーワールドでのラッコの飼育は終了となります。1987年よりラッコの飼育を開始し、約34年間で26頭の赤ちゃんが誕生し14頭が育ちました。長きにわたりラッコたちの姿を見守ってくださった皆様に深く感謝いたします。
なお、鳥羽水族館では現在ラッコ(メス)1頭を飼育されています。
【移動するラッコについて】
頭数・性別:1頭・メス
生年月日 :2008年4月21日(アドベンチャーワールド生まれ)
年齢 :12歳
移動先 :鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
ペンギン王国1階にて2021年3月16日(火)まで公開を予定しております。
※動物の体調などにより公開を中止する場合がございます。
※動物の安全な移動のため、移動日の公表は控えさせていただきます。
【アドベンチャーワールド ラッコ飼育について】
1987年 5月 ラッコランド(現:ペンギン王国)にて5頭飼育開始
1991年 9月 初めての繁殖に成功
以降、計26頭の赤ちゃんが誕生し、14頭が育つ
2017年12月 アドベンチャーワールドでの飼育頭数が1頭となる
2021年 3月 飼育終了(メス1頭を鳥羽水族館へ移動)
■アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
■SDGsについて
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。
■AWS-ACP(アワーズアニマル・コレクション・プラン)について
アドベンチャーワールドでは、SDGsパークポリシーに基づき、AWS-ACP(アワーズアニマル・コレクション・プラン)を策定しました。AWS-ACPに則り、今後も計画的な動物飼育を進めていきます。
https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy01