こころにスマイル 未来創造パーク 10月3日に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃん 親鳥の愛情を受け すくすく成長中!
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で10月3日に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃんが、本日50日齢を迎え、体重は3kgを超えすくすくと成長しています。
赤ちゃんは体に力の付きはじめる体重約500gまで人の手で育て、親鳥のもとへ返す「初期人工育雛」を行いました。赤ちゃんの育成に人が介入しすぎると、人を親と認識し、将来繁殖に繋がらなくなる可能性があることから、親鳥主体の子育てを進めております。親鳥の元へ返したその8日後には、親鳥からの給餌が確認できました。
最近は、体が大きく成長したことにより、親鳥のおなかの下に隠れることも少なくなり、両親と3羽で寄り添うほほえましい姿が見られるようになりました。赤ちゃん特有のふわふわの綿羽に包まれた、丸くかわいらしい姿を見られるのは今の時期のみです。生後約3ヶ月で綿羽が抜け始め、水をはじく硬い大人の羽根へと生え変わっていきます。
【エンペラーペンギンの赤ちゃんについて】
■孵化日 :2018年10月3日(水)
■産卵日 :2018年7月24日(火)
■孵化日数:72日間(過去最長)※平均68日間
■親情報 :父親 1997年11月16日搬入(21歳)
母親 1997年11月16日搬入(21歳)
■性 別 :不明
■体 重 :3.46kg(11月22日現在) 出生時 301g
■公開時間:開園から終日、ご覧いただけます。
■公開場所:海獣館2階
【エンペラーペンギンの赤ちゃん これまでの経緯】
7 月24日(火) 産卵 親鳥から卵を預かり、
孵卵器(人工孵化を目的に保温する機器)で保温
10月 3日(水) 孵化 初期人工育雛開始
事故で押しつぶされないよう、体重500gまで人の手で育てる。
20日(土) 赤ちゃんの体重が約500gに達したため、親鳥のもとへ返す。
28日(日) 親鳥からの給餌を確認。