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Safari&Marineふたごパンダ「海浜」「陽浜」の誕生 〜良浜2度目の出産と子育て〜

2010年12月10日(金)

 2度目の出産を迎える良浜は、8月10日の朝から落ち着きなくうろつき、竹をほとんど食べません。何か気が紛れるならばと大きな丸太を入れたところ、なんと良浜はその丸太をいきなりバリバリと噛み始めたのです。その時は何が起こったのかと、みなびっくりしてその様子を見ていました。野生のジャイアントパンダは出産時に、木のくずや枯れ草などを巣材に木の穴や洞窟に巣を作ります。良浜も巣を作ろうとしたのでしょうか、出産前のイライラを解消したかったのでしょうか、丸太は跡形も無くボロボロになり、良浜はなにかすっきりとしたような顔つきをしていました。
 そして、その日の夜10時、陣痛が始まったのです。落ち着きがなくなりウロウロし始め、いきんだり壁をかいたりしては休むという行動を何時間も繰り返していました。
 8月11日午前6時39分に破水がみられました。しかし、破水してもなかなか赤ちゃんが出てきません。前回の出産では破水から20分後に赤ちゃんが生まれました。30分、1時間と次第に時間が過ぎていきます。もし、このまま生まれなかったらどうしよう、赤ちゃんがお腹の中で死んでいないだろうか、私達の心配は次第に大きくなっていきました。
 午前7時44分、急に良浜が立ち上がり後ろを向いて丸まったかと思うと、次の瞬間前を向いた良浜の口元には元気に動くピンク色の赤ちゃんがいました。ついに赤ちゃんの誕生です。

 前回の出産では、良浜は産んでからすぐには赤ちゃんを抱こうとしませんでしたが、今回は私達から赤ちゃんを守るように後ろを向いて、しっかりと赤ちゃんを抱きました。赤ちゃんは「ギャー、ギャー」と鳴いていましたが、良浜が舐めてあやすと静かになり、落ち着いていました。
1頭目を出産してまもなくの午前8時3分、赤ちゃんを抱いたまま再び横を向き2頭目を出産しました。座り直した良浜の足元では赤ちゃんが元気よく動いています。この時、良浜は1頭目の赤ちゃんを抱いたまま、2頭目の赤ちゃんをくわえようとしていました。良浜の初めての出産の時は、1頭目の赤ちゃんの世話をするのに必死で、2頭目が生まれても見向きもしませんでした。しかし、今回は2頭いることをしっかりと認識していました。前回に比べると大きな進歩です。

 9月4日、生後24日目からお客様への公開が始まりました。連日多くのお客様にお越しいただき、長い列ができる日もありました。ぬいぐるみのような姿はかわいらしく、あくびをするだけでお客様からは「おぉー」と歓声がわきあがります。
 また、よくお客様から「パンダはもっと白いと思った。」というような声が聞かれます。初めは真っ白だった赤ちゃんの毛が、日に日にピンクっぽい色へと変化していきました。これはなぜでしょうか。実はお母さんが子をあやして舐めれば舐めるほど、だ液の色で毛の色が染まってきてしまうのです。この色は良浜がしっかりと子育てをしているという証です。
 今回のふたごの赤ちゃんも名前の募集を行い、全国から約1万5千通のご応募をいただきました。厳正な審査を行い、パンダの町白浜にふさわしい「海浜」「陽浜」に決まりました。
 10月8日にはパンダランドで命名セレモニーを行いました。
 11月1日の計量記念日には、全長(鼻の先から尾の先まで)を測りました。生まれた時は約20・でしたが、海浜が60.5cm、陽浜が59.3cmに成長しました。
生後4ヶ月、体重も6kgを超えヨチヨチながら歩くことが出来るようになりました。
 今後2頭でじゃれ合う姿や木に登り、活発に動く姿もご覧いただけることと思います。
                                         (品川 友花)