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ライオンの里子保育

2009年07月06日(月)

2009年7月6日にライオンの赤ちゃんが3頭誕生しました。しかしそのうちの1頭は小さくて元気がなかったため、人工哺育をすることにしました。人工哺育をはじめてしばらくすると体調も良くなり、約1ヶ月後には他の2頭との体格差もほとんどなくなったため、親元に戻す訓練を始めました。
しかし、一度親から離れてしまった子を戻すことはそう簡単ではありません。母親が子のにおいを嗅(か)ごうと近づくたびに、威嚇(いかく)してしまいます。母親も何度か近づこうと試みるのですが、一向に子の態度は変わらず、ついには母親がストレスを感じ、他の2頭に対する扱いが荒くなってきました。そのためやむを得ず人工哺育で育てた子を母親に戻すことを断念しました。

そこで今度は別の母親ライオンに里子哺育をしてもらおうと試みました。実は、ちょうどこの子たちが生まれた4日後に、別のライオンが出産していたのです。
この試みは上手くいきました。里親に対して以前のような行動は示さず、他の子たちとも仲良くじゃれあっていました。母親の方も特に気にする様子はありませんでした。残念ながら授乳だけは上手くいかず、ミルクはスタッフが哺乳瓶で与え続けました。今では肉も食べるようになり、この里親のもとですくすく育っています。このまま元気に育ってくれることを願っています。
(中井 治夫)